Oh! Can Not Diary

おきゃんなダイアリー

パン屋さんの開店時間について

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最近、近所にある大好きなパン屋さんがどんどん営業時間を短縮しているのが気になっている。コロナが直接の理由かは定かではないけども、去年は「オンライン販売を始めるから1日定休日を増やします」と言って週4日営業に変わり、今年からはさらに閉店時間そのままに開店時間を1時間繰り下げて9時オープンに変わるという。パン業界は長時間労働な上に単価が安いから儲からないと聞くので*1、六甲の住宅地にポツンとあるその小さなお店から働き方改革を推進していくことは業界的にも良い流れなんだろうな。まぁ営業時間を短縮したとしても実際の労働時間は変わらない気もするけど、人(客)とコミュニケーションをとる時間をなるべく集約し、1人で集中して作業する時間を確保する方がストレスフリーで効率的なワークスタイルだということは経験に裏打ちされた事実であると言えよう。

まぁそれはそれで良いとして、10時に開店するパン屋さんの存在というのが私にはよくわからない。住宅地にあるならまだわからなくもないが、駅前でやるなら通勤前に買って行けるように8時、せめて9時にはオープンしてほしい気持ちがある。それが10時とはどういうことなのか。どんなに働き方が見直されたとしても、朝がパン屋さんにとってのゴールデンタイムであり、パンは焼き立てを買ってきて朝食に食べるのがいちばん美味しいというのが揺るがしようのない世界の真理なのだと信じているからであって、「うちのパンは朝に食べさせるつもりはありまへんねん。昼に来なはれ」と言われると、まるで私は異邦人の気分です。

結論としては、そのパン屋さんには可能な限り継続して高品質なパンを提供してもらいたいと思っていて、その点ではライフワークバランスというのがますます重要性を帯びてくるが、開店時間が10時になるとコアタイムに重なるので個人的に都合が悪いという話をしている。

*1:こういう業界の課題感については面白い話がいっぱいある。panlabo.jugem.jp