Oh! Can Not Diary

おきゃんなダイアリー

2020年4月29日(水)摩耶浜の鯨と埠頭と穴子飯

昭和の日の朝。パスコの「ゆめちから小麦と米粉のロール」でホットサンドとパニーニを作る。鶏肉ボロネーゼソースの余りを挟んでチーズを乗せて焼いた。ボロネーゼはパスタで食べた時より美味しい気がする。パンびいき者の発言。

昼前になり夫と買い物に行くことにした。いつものパン屋でパンを買った後、珈琲豆屋に向かう途中で穴子屋 韋駄天の前を通りかかるとお持ち帰りのメニューが出ている。近所の名店だけど入ったことがなかったのでこの機に乗じて買ってみることにした。穴子屋にきて穴子飯は外せないけどお弁当も美味しそう……ということでひとつずつ注文。待っている間に何組かきては予約注文したお弁当を受け取って帰って行った。

しばらくすると通りすがりの老婦人に話しかけられて立ち話。いまいち会話が成り立っていない感じだったけど、最後に面白いことを言っていた。「私が子供の頃はマヤ駅のあたりで鯨を食べていたのよ」と。ここでいうマヤ駅というのは現在の摩耶駅の前身、海上コンテナを取り扱っていた貨物駅としての東灘駅のことなのだろうと思う。まだ鉄道輸送が盛んだった頃は、人々が貨物駅周辺に集って鯨を食べていた?漁港でもないのに鯨?ちょっと想像がつかない。写真でも残っていれば面白いのだけど。会話のキャッチボールが難しくて詳しく聞きそびれたのが残念。しかしなんとも昭和の日らしい出来事ではないか。

20分ほど待ってお弁当を受け取ると一刻も早くこの穴子飯を食べたい!という意見で一致したので、珈琲豆は諦めてまっすぐ家に帰ることにした。(最近知ったお気に入りの珈琲豆屋さんは注文してから生豆を焙煎してくれるので時間がかかる。)お弁当は細部までこだわりのつまったいいお弁当だった。旬のたけのこごはんが嬉しい。穴子飯ももちろん美味しくいただいた。

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