Oh! Can Not Diary

おきゃんなダイアリー

スタディサプリ ENGLISH TOEIC対策コースを約4ヶ月使ってみた結果

リクルートの有料サービスであるスタディサプリ ENGLISH の TOEIC 対策コースを4ヶ月ほど継続した結果、目標スコア(800)を達成できたので利用を検討してる方のためにも使い方をまとめてみたいと思う。(まぁドヤるほどのスコアでもないんですが……。)

 

本記事の目的

私が使い始めた12月はサービス開始から間もなかったこともあり、検索して上位にくるようなネット上のレビューは広告っぽい持ち上げ記事が多く、実際にスコアが上がった話はほとんど見当たらなかった。(今は結構増えているようだけど)そこで実際どれくらい効果あるのか疑問に感じてる人の参考になればと思い書いた。リクルートから頼まれたわけでもないし、一切お金も貰ってないです。

 

スタディサプリ ENGLISH TOEIC 対策コースとは

リクルートの有料オンラインサービス。専用スマホアプリやパソコン版サイトで学習する。「忙しい社会人が隙間時間を活用して勉強するためのサービス」としての工夫が随所に見られる。よくまとまっている記事は他にもたくさんあるので割愛。

 

結果

2017/12 (申し込み直前) 720点(L365 / R 355)

2018/03(3ヶ月弱経過)   750点(L425 / R 325)

2018/04(4ヶ月弱経過)   845点(L435 / R 410)

 

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ということでおよそ4ヶ月で120点アップした。3月のトータルスコアがいまいち伸びなかったのは、リスニングの+60に対してリーディングが−30と足を引っ張ってるせい。この時本番で初めてパート7の後ろの方から解いていって失敗した、というのが敗因だと思う。なので3月から4月までの1ヶ月間はリーディングの時間配分に意識して取り組んだ。その成果が出たのかも。

次にどんな使い方をしていたのかを具体的に紹介していく。といっても、アプリ内に勉強法を紹介する動画があるので基本的にその通りにやっていった。

 

勉強履歴

12月〜  TEPPAN単語

1〜2月末 パーフェクト講義

3月〜    実戦問題集1

4月〜    実戦問題集2

 

ざっくりとはこんな感じ。その他、前日や1週間前の日曜に公式問題集や至高の600問などの模試を解いて時間配分に慣れるようにした。

あと4ヶ月目にもなると正直だれてくるので、金フレ(金のフレーズ)や出る1000問を並行してた。単語はかぶってるから正直どちらかでいいと思う。金フレ持ってる人は金フレやればいいんじゃないかな。(私は金フレを既に持っていたけど、せっかく有料サービスだし使わないともったいないと思って両方やった。)

 

◆TEPPAN 単語の取り組み方

解説動画ではまず「単語を見て0.1秒で意味が出て来る状態を目指せ」と言われる。とはいえ四択なので日本語を見てから正解を選んでしまうこともある。でも繰り返してると自然と覚えてくるので、最初は気にせず日本語見て答えていた。2週間くらいはこれだけひたすらやった。その後も他のトレーニングしながら復習を続けてる。

ちなみに、単語帳やらずに問題で知らない単語を覚えていく方がいいみたいな意見もあるけど、網羅性も落ちるし明らかに効率が悪いと思う。TOEICの塾でも最初に単語を短期間で一気呵成にやらせると聞いたことがあるからやっぱり定石なんじゃないかな。

最初の頃は、間違えた単語だけ復習する機能がなかったんだけど、しばらくしてからアップデートされて復習もできるようになった。

 
◆パーフェクト講義の取り組み方

パーフェクト講義はパート毎に問題演習やトレーニングができるコンテンツ。(リスニングはパートごとに問題演習→単語確認→ディクテーション→シャドーイング、リーディングなら問題演習→単語確認→音読という感じのトレーニング内容になっている。あと問題によっては解説動画がついている)これをスケジュール立てて2ヶ月間で終わらせた。月〜土にノルマを設定してその週にやり残した分を日曜に消化するスタイル。この頃が結構きつかったと思う。

シャドーイングがいいという話は他のブログとかでも見たことがあったけど、横着な人間なので音源をスマホに入れて、またそれをタイミング見計らって止めるとかが面倒臭くて今までできていなかった。 アプリだと1文ずつ繰り返したり、テキストの表示・非表示を切り替えられるようになっていて超便利!!!いやー、これからはスマホで勉強する時代だと思うよ。

 

◆実戦問題集の取り組み方

実戦問題集は毎月追加される模試で、パーフェクト講義同様に問題を使ったトレーニングができる。パーフェクト講義を終えてからは実戦問題集1から順番にトレーニングを継続中。1ヶ月1模試を目標にしているけど、最近遅れ気味。。

なお、アプリからだと1問ずつ解いてはトレーニング、解いてはトレーニング、という形なので模試として2時間ぶっ続けで解けないのがネック。しかし、そこは流石リクルート!紙のテキストを有料で販売しているので抜け目がない。ただ問題集については評価の高いものが市場に出回っているので、それ買うなら他の模試やるかなという感じもする。(紙で解いてアプリでトレーニングができるのはメリットだけど……。)

 

勉強時間の確保について

「忙しい社会人」にとって何をやるかより、いかに時間を確保するかの方が大事と言ってもいいと思う。その点、スタディサプリは短時間で問題が解けるようになってたり動画も3分くらいと短かったり、よく工夫されているなぁと思う。

私の場合は会社から家が近くて通勤時間が30分、そのうち電車の乗車時間が7分しかないので、通勤時間は単語を2セットくらいやるようにしている。

また、昼休みは毎日会社近くのカフェに行き、15分でサンドイッチでぱくぱくっと食べ、残りの35分はアプリで問題演習とシャドーイングや音読のトレーニングをやってる。シャドーイングや音読は「声に出さなくても効果がある」という関先生の言葉を信じて、環境音で遮断されるくらいにボソボソ〜とやっている。(というかシャドーイング中に声を出してしまうとお手本の音が聞こえなくなるから逆にやりづらくない?と思う。)

あとは家に帰ってからは1時間ほどやったりやらなかったりした。

12月から2月末が仕事の繁忙期なので終電帰りの日も多くて大変だったけど、逆に仕事が忙しい時の方がプライベート時間を有効に使おうという気持ちが働くのでモチベーションは高かった。特に2月の納期前は毎日終電、休日出勤、さらには徹夜明けのままシャワーだけ浴びて新幹線飛び乗る日があったりと、ハードすぎて死にそうになってたけど、昼休みだけはしっかり確保して勉強時間にあてていたから、そうやって継続できていたのがよかったのかもしれない。一度習慣になってしまうと仕事で勉強時間が減ることがストレスになるし、逆に息抜きになっていたのかも?

 

まとめ

個人的には満足のいく結果が得られたのでやってみてよかったと思う。特にディクテーションとシャドーイングのやりやすさがおすすめ。ただ、どうもターゲットは500〜700台っぽいので、845から900を目指すのは不向きなのかなとか、そもそも900目指す必要あるのかなとか、今後どうしていくかは悩み中。誰か教えてください。

 

おわり