2020年5月4日（月）いちごのフローズンヨーグルト

いちごの出回る季節になったので、栗原さんちのおやつの本（通称？・おやつ本）のレシピからいちごのフローズンヨーグルトを作った。生クリームを8分立てにホイップする、とあったけど、ハンドミキサーがないのでプロテインシェイカーに入れてシェイクしたらあっという間に固まってくれた。便利。

母が栗原ファン（？）で栗原さんのレシピ本は家の本棚にたくさん並んでいたのだが、その中でもこのおやつ本は子供の頃から何度も何度も手に取って眺めては空想おやつ時間を過ごした一冊。実家から貰ってきて今は自分の家の本棚に置いている。初版は1991年で手元にあるのは1993年発行のものだった。Amazonで見ると現在26版でまだまだ売れているらしいからすごい。

ところで栗原さんのレシピはご自身のWebサイトやメグミルクのホームページなんかでも参照可能なのだけど、おやつ本のレシピと比べると材料、分量、手順に若干のアップデートがかかっているのがわかって面白い。例えばいちごのフローズンヨーグルト、おやつ本ではヨーグルト500gなのに対してメグミルクのサイトだと1カップとなっているし、スコーンだとカッテージチーズの代わりにヨーグルトが使われている。（もちろん本のコンセプトやスポンサーへの配慮もあるだろうけど）だからといって新しいレシピの方が30年前のレシピよりも普遍的に美味しいのかというとそういう話でもないと思う。レシピというのはもちろんより美味しくてより簡単に、という方向に進化するだろうけど、それと同じくらい家庭環境の変化、味覚の変化、時代の変化が反映されるもの。そこに優劣はなく、ただその時代の味があるだけ。長く同じものを作り続け、時代ごとの微妙な変化を楽しむのが人生100年時代の大人の遊びなのかもと思う。

深夜に作り始めたので一晩凍らせるとかちかちに凍ってしまった。室温で20分ぐらい置いてようやく食べごろに。さっぱりしていて美味しい。夏になったらブルーベリーで作りたい。

栗原さんちのおやつの本―食べたいときにすぐできる

お題「#おうち時間」

2020年5月2日（土）

ゴールデンウィーク初日の朝。バウルーダブルで明太子チーズのホットサンドを作った。明太子は火を通してパンで挟むと柔らかい味になる。

11時半、お昼のパンを買いにブーランジュリオノさんへ。今日は食べたことないパンも一つ、ということで、小豆のクロワッサンオザマンド ( Croissant aux amandes ) を買ってみた。小豆とカスタードのバランスが最高。ほかに、くるみと胡椒のトルデュ、クロックムッシュ、パストラミビーフのサンドイッチを買った。オノさんにはテレワーク生活に突入してから週3ペースで通っているけれど、毎日食べても毎日感動する美味しさ。近くにあって本当に良かった。コロナ収束後の通勤日はお店の定休日の月火だけにしたい。

夕方、夫と買い物へ。なんか最近刺身が多かったので今日の夕食は大阪王将の餃子。商店街の夜の飲食店は休業しているところや予約のみのところが多い。一度も行ったことがないけど気になっているお店もずっと閉まっている。商店街の空き店舗の軒先で露天商人たちが転売しきれなくなったマスクを投げ売りしている。家とパン屋を往復している間は上澄を啜っていられるけど、外を歩くと時々、川底の泥をかき混ぜられるような気分になることがある。それは別にコロナのせいではなく普通に生きていて外の世界に触れると時々発生する避けられないイベントだと思う。家にいる時間が長かったので忘れていただけで。

スーパーで早炊き玄米というのを買ったので30分浸水させてから炊いてみた。これは楽だし白米より美味しいかもしれない。

特別栽培米 大潟村あきたこまち 早炊き玄米鉄分 1kg

深夜。いちごのフローズンヨーグルトを作る。ハンドミキサーがないので生クリームのホイップはプロテインのシェイカーで代用。

2020年5月1日（金）コンソメと ポン酢を足したら ケチャップ味

6時起床。シャワーを浴びて珈琲を飲んで本を読んでもまだ時間があったので、朝のうちに昼食を作っておくことにした。たけのこの炊き込みご飯が12時に炊き上がるようにタイマーをセットして、新玉ねぎと豚こま肉のポン酢炒めを作る。あとはピーマンをレンジで蒸してごま油和えにしたのと小松菜の味噌汁を作った。確実にお昼だけでは食べきれない量になった。たけのこ炊き込みご飯のレシピはこれ。www.sirogohan.com
10時前にテレワーク開始。今日は先週末に急遽アサインされた案件のリリースがあった。普段担当している案件は開発チームで粛々と進めているのだけれど、今回は企画職の人とデザイナーと一緒に進めるようなビジネス要素の強い案件で超短期ながら面白かった。

12時。炊き込みごはんが炊き上がったのでお昼にする。レシピに忠実に作ったからなのかとても美味しい。メインのおかずは鶏がらスープの素がなかったのでコンソメを突っ込んだら味が全部コンソメに持っていかれた。ポン酢の酸味と相待ってケチャップ入っていないのにポークケチャップのような風味。思ったような味ではなかったけど美味しかった。
なかなかこのご時世、声を大にして言いづらいけどテレワーク最高です。今までできなくて当たり前だった料理をするようになって、食事の時間が楽しくなった。毎月の固定費の中でも一番大きいのが住居費なのに、なんで活動時間のほとんどをオフィスで過ごさないといけないんだろうと思うようになった。近所の市場に行って平日の昼間に新鮮なお魚や肉を買うことを覚えた。（これが最大のメリットかもしれない）

午後は割込み案件の影響で遅延していた実装作業を進める。終わらないけど20時に終わってGW2020のスタート。夫は同僚のZoom送別会を始めていて、私の元同僚でもあるけど自分は送り出す側にいないので自重しておいた。

サンテレビの虎辞書なるで2007年の試合を放送していたので見ていた。そういえば去年の4月30日と5月1日は甲子園に行って「平成最後の一戦」と「令和最初の一戦」を観戦したんだったなと思い出した。

2020年4月30日（木）

5時半に起床。日の出を見ようと思って窓の外を見たら太陽はもう上がっていた。珈琲を入れてラジオを流しながらインターネットサーフィンをして過ごす。
お昼はあまり時間がなかったので、フォカッチャにゆで卵を挟んでマヨネーズと塩胡椒を振って食べた。

2020年4月29日（水）摩耶浜の鯨と埠頭と穴子飯

昭和の日の朝。パスコの「ゆめちから小麦と米粉のロール」でホットサンドとパニーニを作る。鶏肉ボロネーゼソースの余りを挟んでチーズを乗せて焼いた。ボロネーゼはパスタで食べた時より美味しい気がする。パンびいき者の発言。

昼前になり夫と買い物に行くことにした。いつものパン屋でパンを買った後、珈琲豆屋に向かう途中で穴子屋 韋駄天の前を通りかかるとお持ち帰りのメニューが出ている。近所の名店だけど入ったことがなかったのでこの機に乗じて買ってみることにした。穴子屋にきて穴子飯は外せないけどお弁当も美味しそう……ということでひとつずつ注文。待っている間に何組かきては予約注文したお弁当を受け取って帰って行った。

しばらくすると通りすがりの老婦人に話しかけられて立ち話。いまいち会話が成り立っていない感じだったけど、最後に面白いことを言っていた。「私が子供の頃はマヤ駅のあたりで鯨を食べていたのよ」と。ここでいうマヤ駅というのは現在の摩耶駅の前身、海上コンテナを取り扱っていた貨物駅としての東灘駅のことなのだろうと思う。まだ鉄道輸送が盛んだった頃は、人々が貨物駅周辺に集って鯨を食べていた？漁港でもないのに鯨？ちょっと想像がつかない。写真でも残っていれば面白いのだけど。会話のキャッチボールが難しくて詳しく聞きそびれたのが残念。しかしなんとも昭和の日らしい出来事ではないか。

20分ほど待ってお弁当を受け取ると一刻も早くこの穴子飯を食べたい！という意見で一致したので、珈琲豆は諦めてまっすぐ家に帰ることにした。（最近知ったお気に入りの珈琲豆屋さんは注文してから生豆を焙煎してくれるので時間がかかる。）お弁当は細部までこだわりのつまったいいお弁当だった。旬のたけのこごはんが嬉しい。穴子飯ももちろん美味しくいただいた。

2020月4月26日（日）

今朝は黄砂で天気が悪いことがわかっていたので早起きする気にもならず、布団の中でゴロゴロ。9時にようやくベッドから抜け出した。朝食はシナモントーストとスコーンとコーヒー。スコーンはふかふかにして食べたいので、半分に割ってアルミホイルでぐるぐるに包んで5分以上トースターで温める。

朝食の後は書斎の棚や引き出しの中を整理した。書斎の棚は長らくごちゃごちゃしていたのが片付いて気分もすっきり。

昼ごはんは、金曜日の昼に買っておいた鮭のみそ漬けを焼く。みそがいい具合に浸かって食べ頃になっていた。

夜ごはんは、夕方にお魚屋さんで買ってきたお刺身とお惣菜、小松菜のごま油炒め。お刺身はアジ、カワハギ、カツオ。口にしたもの全て美味。

2020年4月25日（土）

5時半に目が覚めたのでそのまま起床。久しぶりに日の出を見たら太陽の位置がだいぶ東に寄っていった。朝の太陽に照らされる街と山が綺麗なので、ベランダに出たり玄関の外に出たりして、ぼんやりと過ごす。6時ちょうどに鐘の音が聞こえてきた。音色と間隔的に仏教のジャンルに近かったから、多分教会じゃなくてお寺かなと思う。まだ6時なのに鐘が鳴るのびっくりした。普通の人は起きてる時間なのか、土曜日だけなのか。

7時。朝ごはんにする。昨日買ってきた食パン、焼きたてだから紙袋に入れてもらったのに保存袋に移すのをすっかり忘れていた。触ってみたらちょっと耳が乾燥していて残念な気持ちになったけど、ビニール袋に入れるのってちゃんと意味があったんだなと勉強になった。気を取り直してフライパンでバタートーストを作る。全く問題なく美味しい。やっぱりバタートーストはフライパンで焼くのが一番美味しいと思う。バターを染み込ませつつ表面はカリッと、なかはふわっと仕上げられるし、パンの耳は焼かないから周りが硬くならずに食べやすいためだと思う。