8月が終わり、9月も終わり、もうすぐ33才になろうかという今になって消えていった夏を振り返ってみる。と言いつつまとまった夏休み取ってないし、ただのお散歩日記。
8月某日。摩耶山に行く。今年は年間パスを買ったので、暇があればふらっと山に行って生ビールを飲む、ということができるようになった。そのまま夕暮れ時まで時間を潰せば夜景も見られてハッピー。
ちなみに摩耶山上のカフェではWiFiが飛んでいるのでリモートワークも可能。ノマドセットを頼むと3時間500円でフリードリンク!それはもうほぼドリンク代なのでは?という気がしないでもない。WiFiは普通に使えるので別にノマドセットにしなくてもいいけど、堂々とコンセントが使えるという利点がある。
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9月某日。大阪湾の埠頭に見る工業的な海も好きだけど、瀬戸内海も見たくなって秋の気配漂う須磨に行った。須磨海岸のよいところは何と言ってもアクセスの良さだと思った。山陽本線須磨駅の改札から10秒でビーチに到達する。
もちろん海は泳ぐものじゃなくて眺めるものなので NORTHSHORE 須磨店に入った。円状の建物になっていて、全ての席から海が見渡せる。淡路島と明石海峡大橋を眺めながらぼんやりコーヒーを飲んでいたら、隣の女子が「最近梨ばっかり食べてる」と言っていて秋を感じた。
18時前、日没の時間に合わせて海岸に降りてみた。海岸沿いの遊歩道はニースのプロムナードデザングレを彷彿とさせる。でも夕日に染まる須磨浦を眺めていたら初秋のセンチメンタルな気分も相まって徐々に私の心は南仏の思い出から平家一門に移っていった。そうここは源平合戦の舞台。あぁ平家物語が読みたい。
そういうわけで帰りに Kindle で角川ビギナーズクラシックスの平家物語を買って読んだ。序盤から平家滅亡のフラグが立ちまくっていて面白かった。
平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
- 作者: 角川書店
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/09/21
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